企業価値を見出す旅
投資の勉強をしてブログに書くことで頭を整理することによって、僕が集中するべきは企業分析だという結論に達しました。
で、企業分析ってどうやるの? ってな部分をこれから少しずつ考えていこうかと。
まずこのあいだ読んだ『世界一やさしい株の本』(奥山月仁著:中経出版)の中にでてくるエナフン理論。この式をじぃっと見ていると、やっぱり株価を決定づける主要な部分は業績なんだなぁということがわかります。それ以外は外の環境が原因で、企業自体がどうこうできるのはそこしかありませんからね。
エナフン理論についてはこの本の大事な部分だと思うので、このブログで詳細は書きません。気になる方は『エナフンさんの梨の木』に行くか、実際本を買って読んでみてください。(今回のエントリは読んでない人おいてけぼりになるかもしれません)
この本の良いところはタイトルどおり、エナフン理論を中心にして株価の構成要因を、とてもやさしく丁寧に教えてくれるところだと思います。
多分数式(アルファベットが入っているヤツ)を使わずに説明してくれた(僕が出会ったなかで)初めての本じゃないかしら。微分積分の概念がいまいちよく分からない僕としては、将来の配当の総額から株価が導かれるというような話は他にも多くの投資本で紹介されているので知ってはいたのですが、いまいちピンとこなかったんですよ。
そんな中でこの本の第一部最後のコラムにでた「1万円をずっともらえる権利を現在割り引き価格で計算すると…」というくだりを読んだりして、そういったモヤモヤは一気に解けました。とてもわかりやすかったです。
そんなわけで、株価を構成する主要な部分は「業績」である、として。
次に読んだのが『長期投資道』(岡本和久著:パンローリング社)。
業績を見る主要な指標としてROEがあります。この本の中でもそのROEの説明を真っ先に始めています。
やはり業績=ROEが重要なのだという印象を受けますね。とするとROEが上がっているのが良い投資対象なのか?
しかし、ROEの上がり下がりだけを見てしまうと短期的な業績予想追いかけになってしまいます。企業価値を評価するのに必要なのはもっと別なことのような気がします。
読み進めると、今度はROEを「総資産回転率」「売上高税引き前利益率」「税率」「レバレッジ」の4つに分解し、さらにそれぞれを細かく見ていくというふうに考えていくらしい。なるほど。
つまり、数多くの企業分析指標がありますが、それらは業績をしめすROEを頂点に、ピラミッド型に存在しているのかと。逆にいえば、全ての指標は最終的にROEをはじき出すという目的のために存在するのかなと感じました。
ここまでをまとめると、僕の解釈では企業価値を探るためにはとりあえずROEが重要だと。
そして単なる上下ではなく、どういう理由で上がったのか、またはどういう理由で下がったのか。
さらにそれを時系列で見る。つまり、ROEがどういう理由で上下してきたか。
このへんが企業分析のスタート地点になるのかなと考えます。
こんな感じでこれから少しずつ勉強していきますよー。
で、企業分析ってどうやるの? ってな部分をこれから少しずつ考えていこうかと。
まずこのあいだ読んだ『世界一やさしい株の本』(奥山月仁著:中経出版)の中にでてくるエナフン理論。この式をじぃっと見ていると、やっぱり株価を決定づける主要な部分は業績なんだなぁということがわかります。それ以外は外の環境が原因で、企業自体がどうこうできるのはそこしかありませんからね。
エナフン理論についてはこの本の大事な部分だと思うので、このブログで詳細は書きません。気になる方は『エナフンさんの梨の木』に行くか、実際本を買って読んでみてください。(今回のエントリは読んでない人おいてけぼりになるかもしれません)
この本の良いところはタイトルどおり、エナフン理論を中心にして株価の構成要因を、とてもやさしく丁寧に教えてくれるところだと思います。
多分数式(アルファベットが入っているヤツ)を使わずに説明してくれた(僕が出会ったなかで)初めての本じゃないかしら。微分積分の概念がいまいちよく分からない僕としては、将来の配当の総額から株価が導かれるというような話は他にも多くの投資本で紹介されているので知ってはいたのですが、いまいちピンとこなかったんですよ。
そんな中でこの本の第一部最後のコラムにでた「1万円をずっともらえる権利を現在割り引き価格で計算すると…」というくだりを読んだりして、そういったモヤモヤは一気に解けました。とてもわかりやすかったです。
そんなわけで、株価を構成する主要な部分は「業績」である、として。
次に読んだのが『長期投資道』(岡本和久著:パンローリング社)。
業績を見る主要な指標としてROEがあります。この本の中でもそのROEの説明を真っ先に始めています。
やはり業績=ROEが重要なのだという印象を受けますね。とするとROEが上がっているのが良い投資対象なのか?
しかし、ROEの上がり下がりだけを見てしまうと短期的な業績予想追いかけになってしまいます。企業価値を評価するのに必要なのはもっと別なことのような気がします。
読み進めると、今度はROEを「総資産回転率」「売上高税引き前利益率」「税率」「レバレッジ」の4つに分解し、さらにそれぞれを細かく見ていくというふうに考えていくらしい。なるほど。
つまり、数多くの企業分析指標がありますが、それらは業績をしめすROEを頂点に、ピラミッド型に存在しているのかと。逆にいえば、全ての指標は最終的にROEをはじき出すという目的のために存在するのかなと感じました。
ここまでをまとめると、僕の解釈では企業価値を探るためにはとりあえずROEが重要だと。
そして単なる上下ではなく、どういう理由で上がったのか、またはどういう理由で下がったのか。
さらにそれを時系列で見る。つまり、ROEがどういう理由で上下してきたか。
このへんが企業分析のスタート地点になるのかなと考えます。
こんな感じでこれから少しずつ勉強していきますよー。
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